


♪2025年10月のコンサート
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佐久間良子~音と言葉で紡ぐ 心の四季~ 西本智実 芸術監督 指揮
10月4日(土)14:00 ルネサンス クラシックス芦屋ルナ・ホール
●入場料●
SS席¥11,000/S席¥8,800(指定席)
●出演者●
芸術監督・指揮/西本智実 朗読/佐久間良子
出演/イルミナート バロックアンサンブル 編曲/「六段の調べ」萩森英明
●主な曲目●
アルビノーニ:アダージョ/八橋検校:『六段の調』より、みだれ/ガロ:『12のトリオ・ソナタ』より第1番/バッハ:管弦楽組曲第2番、G線上のアリア/ヴィヴァルディ:『四季』より「夏」第3楽章/チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ/J.シュトラウスⅡ世:ピッチカート・ポルカ/文部省唱歌:赤とんぼ/ボロディン:『弦楽四重奏曲第2番』第3楽章「夜想曲」/カッチーニ:アヴェ・マリア 他
●ひとことメモ●
《今秋、谷崎潤一郎「細雪」から着想された、四季と時代の移り変わる儚げな世界観を基に、世界的指揮者 西本智実と、俳優 佐久間良子によって新たな「音楽舞台」として誕生する。【佐久間良子~音と言葉で紡ぐ心の四季~西本智実 芸術監督 指揮】は、2025年10月4日、阪神間の文化拠点 ルネサンスクラシックス芦屋ルナ・ホールにおいて初演を迎える。国内外の音楽ファン注目の特別公演には、西本智実指揮によるイルミナートバロックアンサブルの奏でる東西文化を超越した音色と共に、映画「細雪」(1983 年市川崑監督)で次女 蒔岡幸子役で主演した俳優 佐久間良子が登場。美と品格に満ちた言葉と音楽の融合が色彩感溢れる音楽舞台を創出する。さらに、芦屋の風景&大正ロマンの伝統美を想起させる幻想的な光の投影が観客を輝きの世界へと導く。四季を綴る四章(春・夏・秋・冬)から構成する演奏会に生まれる悠久の時が、自身の遠い記憶を呼び起こす。その時、日本の伝統美と重なる佐久間良子の言葉の響きが、四季の色彩の残影と共に永遠の記憶として人々の心底に宿る。
ー芦屋の秋夕を導く「音と言葉の究極の調和」が、本舞台の時を共有する全ての人々を深い余韻の世界へと誘う。
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トワイライト・クラシック・コンサート
女盛り!“ザ・カシューナッツ”~歌に魅せられて~
10月16日(木)16:00 宝くじドリーム館
●入場料●
入場無料(最大80名様・抽せん式)
●出演者●
Sop/沢崎恵美、大森智子 Pf/瀧田涼子
●主な曲目●
古関裕而:モスラの歌/中山晋平:ゴンドラの歌/中田喜直:歌をください 他
●ひとことメモ●
難波のOCATにある大阪宝くじドリーム館でトワイライト・クラシック・コンサートが入場無料で開催されます。年12回若手新鋭アーティストによる本格的なクラシックを間近で楽しむことができます。全国で活躍するアーティストたちの素晴らしい生の演奏を体感して下さい。
<観覧方法について>
観覧ご希望の方は、当日ご来館時に順次くじ引き抽選を行い、当選されたお客様のみご観覧いただけます。
抽選は開演の1時間前(15時)から行います。

サルビア・ゾリステンVol.30《最終回》
~世界の名曲の響宴~
10月18日(土)15:00 住友生命いずみホール
●入場料●
前売¥3,500/当日¥4,000(当日指定)
●出演者●
企画/故山本智子
Sop/安藝榮子、芝田眞理、玉田美絵、田村かよ子、古瀬明子、前田尚代
Ten/田中裕介 Pf/大森静香、尾吉真人 Vn/山元真理子、東城彩香
女声アンサンブル「プティ・タ・プティ」 Pf伴奏/阪本朋子、小林美智、金月里紗
●主な曲目●
ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番ト長調op.78「雨の歌」より第1楽章/レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」より“ヴィリアの歌”/プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」より“告別の歌”/ショパン:幻想ポロネーズop.61/アリャビエフ:夜鳴きうぐいす/梁田貞:城ヶ島の雨/武満徹:死んだ男の残したものは/團伊玖磨:歌劇「夕鶴」より“さよなら”/増本伎共子:「北原白秋の詩による六つの歌曲」より“夜”/信長貴富編:「ヴィヴァルディが見た日本の四季」/新井満:千の風になって 他
●ひとことメモ●
1996年から2016年までの21回をいずみホールで、2017年より昨年2024年までの8回を兵庫県立芸術文化センター小ホールで、コロナ化も休むことなく開催を続けて参りましたサルビア・ゾリステンも今年の30回を《最終回》としていずみホールに戻って開催することとなりました。故山本智子の意志を引き継いで精進し続ける演奏家たちがそれぞれの想いを込めて、ステージを務めます。どうぞ天国で見守っていて下さい。
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~NPO法人関西音楽人クラブスペシャル企画~
プラチナ・コンサート2025~輝きは色褪せず~
10月23日(木)18:30 兵庫県立芸術文化センター・小ホール
●入場料●
前売¥4,000/当日¥4,500(自由席)
●出演者●
Sop/河村さと子、清原千賀、佐藤多紀子 M-Sop/夏目久子
Pf/奥村智美、山田富士子 Ten/田中公道
Pf伴奏/中村太紀、上田真紀子、都築彩子、多久潤子
●主な曲目●
シュトラウス:夜に、花束を作ろうとしたら、セレナード、明日こそ!/團伊玖磨:しぐれに寄する抒情/越谷達之助:初恋/マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルステイカーナ」より“ママも知る通り”/平井康三郎:ちびツグミ/大中恩:不良長寿/ショパン:アンダンテ・スピアナータと華麗なる大ポロネーズop.22/ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、水の戯れ/ポンキエルリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」より“空と海!”/ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」より“ある日青空を眺めて” 他
●ひとことメモ●
NPO法人関西音楽人クラブの第4弾となる「プラチナコンサート」。今年は、7名のソリストの平均年齢がなんと83歳!長年クラシック界を支え続けている大御所が集い、それぞれ円熟味溢れるステージを展開します。内容が変更になる場合もございますが、NPO法人関西音楽人クラブでしか成しえないコンサートです。どうぞご期待下さい!
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ワンワード・ピース・コンサート
奈良ゆみ ソプラノ・リサイタル
~ユートピアに向けて~
10月30日(木)19:00 ザ・フェニックスホール
●入場料●
前売¥5,000/当日¥5,500(自由席)
●出演者●
Sop/奈良ゆみ Pf/寺嶋陸也
●主な曲目●
ダオ:ジオ・ドン(ア・カペラ)/オハナ:花のように/プーランク:C(セー)/ラヴェル:スペインの歌、「鏡」より“鐘の谷”(ピアノ・ソロ)/金井喜久子:絶筆/吉田隆子:君死にたまふことなかれ/奈良ゆみ:「フィネガンズ・ウェイク」より“私は過ぎていく…”/ルシュール:牢獄の歌/デュティユー:強制収容所の女の歌/ヴァイル:ユーカリ(タンゴ・ハバネラ)/コスマ:バルバラ/シェーンベルク:「月に憑かれたピエロ」より“帰郷”/グノー:アヴェ・マリア/ブラームス:ブラームスの子守唄 他
●ひとことメモ●
ザ・フェニックスホール初代館長でもあった故大矢寛治、14歳で戦死した兄、母の慟哭を原点に「One Word Peace Concert」を企画しチャリティを続け、第3弾となる最後のプロデュースは、ソプラノ奈良ゆみのユートピアの世界が綴られます。
「僕の兄は1945年8月2日、終戦の2週間ほど前に、徳島の鳴門海峡で戦死しています。当時、宝塚航空隊(海軍予科練)の所属。要塞構築のため仲間共々、淡路島に船で向かう途中に撃沈されました。入隊は同年6月。住んでいた上海の航空隊に知り合いの兵士が居て憧れ、自ら志願しましたが、14歳の若さでした。死を知った母が、外で遊んでいる私を呼んだその涙声、そして慟哭。取り乱した母を見たのは初めてで、僕も悲しくなって泣いてしまいました。入隊2か月とはいえ軍人は軍人。戦争で殺される軍人にも、親も兄弟も居る。どんな思いをするのか、その時、感じました。これが、この「ワンワード・ピース・コンサート」の原点です。軍隊がなくならない限り、戦争は止まりません。なのに今も多くの国に軍隊があり、軍隊を無くす情勢にさえない。「平和な時代が来る」という願いは、現実には虚しい。こんな時代、人間の手で平和を約束できないとしたら、祈るほかないと僕は思うのです。ただ音楽には、信仰を越え、聞く人の心を一つにする力があります。「対立すること」がそもそも戦争の原因。素晴らしい音楽を一緒に聴くことで、信仰のある人も無い人もそれぞれ違いを超え、平和を求める心を一つにできるに違いありません。この公演は、チャリティの「コンサート」という形をとった『祈り』です。